Nikon D500|運動会の子供撮りが捗るカメラ[レビュー]

2021/08/24

カメラ

D500ボディ写真

筆者がこれまで3年以上使い、今も愛用しているデジタル一眼レフカメラ、NikonのAPS-Cフラグシップ機D500を紹介します。

本機導入以前はエントリー機のD5200を使っていました。D5200は本当に好きなカメラでしたが、筆者の場合、動く子供を撮るとピントを外す事が多く、まともに写真を残せないのが悩みで、本機購入に至りました。

以来、D500は幼稚園行事の撮影に3年間活躍し、とてもお気に入りのカメラです。当ブログの写真は主に本機で撮られています。

D500のここが運動会撮影にオススメ

動体に強く素早いオートフォーカス

D5200と比較するともはや異次元レベルの食いつきです。徒競走やリレーもピントが合った写真を多く撮れました。ピント精度はレンズ性能に拠るのかと思っていましたが、ボディ性能が大きかったようです。

写真のフレーム内に収まってなかりする失敗については…本人の腕ですね。精進します。

シャッターチャンスに素早く対応できるのが最大の強みであり、運動会撮影におすすめする最大のポイントです。

ファインダーいっぱいに広がるフォーカスエリア

エリアが広いので、追従が外れてしまう率も低くなり、カメラを振ってファインダー内に収める本人の腕次第になります。

連写が利く

動いている被写体を連写することで構図やポーズ、ピントなど、撮った中からより良い一枚を選べるのが利点です。人物を撮ると被写体がまばたきで目をつぶっている事も多々あり、連写はその防止にも一役かってくれます。

静音モードあり

一眼レフ機だと、シャッターを切ると機構上ミラーを跳ね上げるので、どうしても音が出てしまうのですが、本機には静音モードがあり、その音を少し小さくできます。これは周囲でビデオ撮影している方がいる時などにやや配慮ができるので便利です。

Bluetoothでスマホに送れる

コードで繋がなくてもBluetoothでスマホ用のサイズにした写真を転送できます。最近のカメラにはよく見かける機能です。スマホの容量も節約できますし、手軽で便利。幼稚園のパパ友ママ友への共有も捗ります。

ただし、こういった無線での転送は結構バッテリーを消費するので、普段や撮影中はカメラを機内モードにするなど無線オフにして、撮り終わってから転送するのがオススメです。

D500にマルチパワーバッテリーパックを装着写真
普段使ってるD500の様子

D500の気になるところ

フルサイズカメラやミラーレスと比べて

D500は発売から約5年経っていますが、動体撮影でのオートフォーカス性能だけは今も評価されているようです。

低画素

本機は2090万画素機で現在販売されているカメラの中では比較的低画素のカメラです。

画素の量は主に印刷の際にどの寸法まで引き延ばせるかという点が大きく、D500の2090万画素はA3サイズまでなら印刷できますし、画素が高くなると1枚あたりのデータ容量もより膨大になりますので、実用レベルだと筆者は考えます。

余談ですが、画素数だけ見ればD5200は2400万画素なので、そちらのほうがほんの少し高画素でした。

価格

発売当時はボディだけで20万円を超えていましたが、発売から約5年経っているので価格はだいぶ下がっています。コスパが良くなり、これからカメラ買う方にはまだまだ検討の余地がありそうです。

デカイ、重い

エントリー機やミラーレス、コンデジ、スマホなどと比べると大きく重いです。筆者はバッテリーグリップを付けているのでより大きく重いです。ファインダーや性能と引き換えにしている部分でもありますので、納得できるかどうかが選ぶポイントになりますね。

発売からかなり経っている

本機は2021年9月時点でまだ現行機種ですし、強みもありますが、発売から約5年経っていますし、すぐに過去のものになる可能性があります。

D500にオススメするレンズ

筆者が主に使用している4本のレンズを紹介したいと思います。

ニコンのDX一眼におすすめのレンズ写真
筆者オススメのレンズ4本

運動会にオススメのレンズ

運動会での撮影の際には被写体から離れた位置から撮ることが多いので、望遠レンズを使うのが好ましいです。三脚を使うと撮影方向を素早く切り返すのに向きませんし、大きくかさばると他の保護者の方への迷惑にもなるので、手持ちできる重さの「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」がオススメ。プラスして、お弁当を一緒に食べるときなど近くの被写体にも活躍できるキットレンズ「AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR」がぴったりです。

普段使いにオススメのレンズ

SIGMAが画質にこだわったArtラインの非常に明るいズームレンズで、純正レンズでは見られないAPS-C用レンズです。いつもは大体これを装着しています。D500に付けた場合、フルサイズに換算すると27mmから52.5mmに相当するので、標準の画角になりとても使いやすいです。海外旅行にこれ1本で行きましたが、海や夕日がとても綺麗に撮れました。大満足でお気に入りのレンズです。

上級者にオススメのレンズ

こちらも「18-35mm F1.8 DC HSM」同様にSIGMAが画質にこだわったArtラインの非常に明るいズームレンズなのですが、非常に大きく重たい(約1.5kg)です。撮れる写真はびっくりするぐらい素敵な写真なのですが、撮影距離の条件によっては使用しづらい場面も多く、重いので持ち出す機会を選びます。上級者の方にオススメです。

最後に

フルサイズミラーレスが人気となった今では、D500は大きく重めなので流行からは外れていますが、驚異のAF性能で期待に応えてくれるよいカメラです。筆者はD500が手放せません。

ぜひ運動会で使うカメラに悩まれている方やフォーカス精度に悩まれている方は本機の導入も検討してみてはいかがでしょうか。

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yahiro
ゲームとカメラが好き。型落ち品を購入することが多く、価格が高い最新のものにはあまり食いつきません。アナログテレビを2015年まで使っていました。

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