筆者が30年以上愛用しているkaicutの爪切り(Nail Clipper)を紹介します。
日本の爪切りメーカー大手の貝印さんの商品でボディにはkaicutと刻印されています。貝印さんの公式WEBサイトの社史によると、kaicutは1975年から1987年頃に使われていたブランド名とのこと。人生の半分以上を共に過ごした非常に愛着のある爪切りです。
この爪切りの気に入っているところ
金属製で頑丈
30年経ってもまだ現役で使える頑丈さ。シンプルな構造でしっかり金属製なので長く使えますね。さすがに最近の新しい爪切りと比べれば切れ味は劣ってきているのですが、まだまだ普通に爪を切れます。いつもの爪切りで爪を切る安心感でリラックスタイムを過ごせます。
レトロポップな模様がかわいい
使い始めたころは可もなく不可もなくな模様だと思ってましたが、今では愛着が湧いたせいか、なかなかバランスがいいレトロポップ模様だと感じており、非常に気に入っています。
筆者の思い入れ
小学生のころにプレゼントされたものを大事に使っています
爪切りって使い心地に不満がない限り、なかなか買い替えしないですよね。筆者は小学生のころにプレゼントされた本品を大事に使っています。最初のひと品として長く使える愛着が持てるものをプレゼントされると、人生を一緒に過ごす相棒ともなれば非常にありがたいものになりますね。ただ、刃物をプレゼントするのは「縁が切れる」などにつながり縁起が悪いと考える方もいるので、注意が必要です。筆者としては不運や不幸をばっさり切って未来を切り拓きたいです。
新旧比較してみました
大まかな仕組みやつくりは同じ
2017年頃でしょうか、外出先で必要になり、自宅に帰るまで待てず、コンビニで新しく貝印爪切りを買ってしまいました。
ほぼサイズ感一緒で、使い方や構造もほぼ同じ。もちろん新しいので切れ味もよかったです。2つを比べてみると、見た目上では、切った爪が飛ばないためのカバーがついていたりなど、樹脂素材の使い方に大きく差があるように見えますが、実際使ってみると、より目立ってもっと異なる部分がありました。それは「爪やすり」の目の細かさです。新しく購入したものは「爪やすり」の目が細かいので、より滑らかに整えやすくなっていました。
貝印さんの新旧爪切りを比較してみて、いつも使っている昔の爪切りがかなり完成されたものだったのだと知り、近年のものはそれを踏襲しさらに進化しているのだと感じつつも、いつもの爪切りにより一層愛着が湧きました。
切れ味が悪くなったら…
アルミホイルを切ってみよう
長年爪切りを愛用していると、切れ味もだんだんと鈍くなってきますよね。爪切りやはさみなどの刃物の切れ味が悪くなってきた場合には、くしゃくしゃにしたアルミホイルやアルミ缶などを何度か切ると、刃を補う効果(構成刃先と呼ばれる現象)が現れて、切れ味の改善が期待できます。本品は形状の都合で刃先を直接研ぐことが出来ないのですが、これをすることでより長く使い続けられるのでオススメのメンテナンスです。
最後に
爪切りは日常で定期的に使われるものなので、進級祝いなどのささやかなプレゼントにもオススメ! 筆者もいただきものを30年以上大事に使っていますから。もちろん自分用に好きな爪切りを探してみるのもいいですね。調べると意外にいろいろな構造の爪切りが発売されているので、なかなか面白いですよ。
お気に入りの爪切りがあれば、定期的にやってくる爪切りタイムも楽しく過ごせ、ちょっぴりハッピーな気持ちにさせてくれますよ。ぜひ見つけてみてください。
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